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500 Terry Francine Street,
San Francisco, CA 94158
宮崎千尋
脚本
ラーメンソライノイロ創業者
その他
プロフィール
登録日: 2025年1月6日
記事 (30)
2025年10月23日 ∙ 3 分
自己肯定感を育むということ─スタッフ教育の新たな視点
季節が移り変わり、新たな店づくりに追われるなかで、僕はあらためて考える機会がありました。組織の土台を支えているのは、味や技術だけではありません。そこに関わる一人ひとりの「自己肯定感」ではないか──そんな風に考えるようになりました。 今回は「自己肯定感を高めてあげる教育」というテーマで、ソラノイロが今、どのように人を育てようとしているのか、その試みについて書いてみたいと思います。 「叱る」教育から「認める」教育へ 僕らの世代までは、「教育=間違いを指摘すること」というスタイルが当たり前でした。褒めるという行為に慣れていない人も多かったように思います。 でも、今の若いスタッフたちは、僕たちが受けてきたような「叱られて育つ」経験をしていないことが多い。だからこそ、強く指摘されると、「否定された」と感じてしまい、離職につながってしまうこともあります。 では、どうすればよいのか? 僕は、彼らが「この場所で自分は必要とされている」「ここで役に立てている」と実感できるよう、積極的に言葉をかけていくことが大切だと考えています。 「ありがとう」「君のおかげだ」──そうした“認める言葉”を、リーダー...
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2025年10月14日 ∙ 3 分
オープンの準備は「本番」である─西葛西の反省から学んだこと
ソラノイロではこの2025年、連続して3店舗の立ち上げを行いました。8月の麹町本舗リニューアル、9月の西葛西店オープン、そして10月3日には銀座本店の開業を迎えることができました。どの店にも思い入れがありますが、今回はあえて、うまくいかなかった店舗オープンについて書いてみたいと思います。 「準備力」が問われた瞬間を振り返る まず、9月にオープンした西葛西店を振り返ります。正直に言うと、万全な立ち上げができたとは言えませんでした。その要因は明確で、はっきり言えば、準備が足りなかったんです。 もともと席数も少なく、店舗としてはコンパクトな西葛西店です。「これならなんとかなるだろう」と幹部にも油断があったのかもしれません。スタッフ数も限られており、アルバイトもオープン当日に戦力になり切れていない状況でした。現場で棒立ちになってしまうアルバイトを見て、思わず幹部に声を荒げてしまった場面もありました。 彼らは「自分たちが回せれば問題ない」と思っていたのかもしれません。でも、それは「準備」の本質ではないんです。準備とは、「誰が立っても回るお店」をつくるためのもの。つまり、オペレーションや役割...
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2025年10月7日 ∙ 3 分
店主の背中から、何を学ぶのか──独立希望者へのメッセージ
ソラノイログループの新たな本店『そらのいろ銀座本店』が、いよいよ開店しました。これまで積み重ねてきた経験の集大成として、スタッフ一同、背筋を伸ばしてこの日を迎えることができています。 そんな節目のタイミングで、今回は「独立希望者が店主から何を学ぶべきか」というテーマについて書いてみようと思います。味や技術だけではなく、考え方や姿勢。僕自身が修業時代に学び、今、スタッフに伝えていきたいと思っていることについて、言葉にしてみます。 世界観を学ばなければ、弟子ではない 独立を目指してラーメン店で修行を重ねる人は少なくありません。ソラノイロにも、将来自分の店を持ちたいという想いを持ったスタッフがいます。でも、僕はいつも思うんです。独立希望者は、店主の「何」を学んでいるのか。 ラーメンの作り方やレシピ、オペレーションの流れ――もちろん、それらは大切です。技術として身につけるべき基本です。でも、それだけでは足りない。 僕が本当に伝えたいのは、「考え方」や「価値観」です。 たとえば、自分が好きなラーメンのレシピをそのまま使って独立する人がいます。それ自体は否定しません。でも、その一杯の奥にある...
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