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宮崎千尋

宮崎千尋

脚本

ラーメンソライノイロ創業者

その他

プロフィール

登録日: 2025年1月6日

記事 (44)

2026年4月24日3
ラーメン店がSNSをやるということ
最近、ラーメン店がSNSやYouTubeで発信することについて考える機会が増えました。ここ数年で、空気はかなり変わったように思います。 炎上、バズ狙い、挑発的な発言。 他店を批判したり、袋麺やインスタント麺をディスる。 あえて強い言葉を使って注目を集める発信も目立つようになってきました。一部のラーメン好きにとっては、それもエンタメとして成立している部分があるのかもしれません。店主同士のやり取りや、ちょっと過激な発言を楽しむような文化ですね。 コンテンツとしては面白いのかもしれない。メーカーや同業者へのリスペクトはあるのか、それが業界のためになっているのか。 あとは、お客さんのマナー問題もありますね。 代表待ち、路上駐車、喫煙トラブル。 現場で直面すると、どうしても一言言いたくなる。でも、それをSNSで強く発信することが本当に最善なのか。感情的にぶつけてしまっていないか。 もちろん、全員が高尚であれという話ではありません。ただ、外から見て「ラーメン業界って低俗じゃない?」と思われてしまうのは、やはり心外です。 結局、SNSは「どう使うか」が問われる...

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2026年3月30日3
個人ラーメン店が生き残るメニュー戦略とは
先月、こんなテーマで個人店のサバイバルを経営環境の面から考えてみました。 個人ラーメン店は、これからどう生き残るのか そこで今回は、メニューという視点からあらためて考えてみたいと思います。経営環境だけでなく、現場での打ち手として何ができるのか。そう考えていくと、個人店が生き残るためのパターンは、ある程度見えてきます。 まず一つは、流行のメニューに取り組むこと。 二郎系、家系、ちゃん系、鶏水系。いま売れているものをベンチマークし、そこに投資していく。これは理にかなっていますし、スマッシュヒットも出しやすい。 ただし、ここには大きな落とし穴があります。 例えば「ちゃん系」です。あの価格で成立しているのは、オペレーション設計と規模があるからです。 広さや人員配置、FLコストのバランス。フードコストをかけてレイバーを抑える、あるいはその逆。そこまで設計して初めて、あの価格が可能になる。 個人店が同じことをやろうとすると、なかなか厳しいのが現実です。 いまは原価が上がり続けている一方で、人を多く使うモデルも難しくなっています。店主と家族、あるいは少人数のスタッフで回す前提で設計しなければ、...

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2026年3月15日3
現代ラーメンの源流を、いまもう一度考える──春木屋というブランドをめぐって
最近、春木屋の恵比寿店を訪れました。そのとき、自分が以前に書いたnoteのことを思い返したんです。 現代ラーメンの源流の一つ、「春木屋」を考える 「春木屋は、僕のラーメン人生の原点とも言える店なのです」 僕は、そう書いています。 あれから7年が経ちましたが、その思いは今も変わっていません。 春木屋の本質はどこにあったのか? でも、恵比寿では、正直言って愕然としました。そのラーメンは、荻窪や吉祥寺の春木屋とは別物だった。東京駅にできたという店舗もまだ行けていませんが……足が向かないというのが正直なところです。 春木屋は、決して「昔の味を守り続ける店」ではありませんでした。昭和24年の創業以来、舌が肥えていくお客様に対して「味が落ちた」と思われないために、常に改良を重ねてきた。いわゆる「春木屋理論」です。 変わらない旨さのために、変わり続ける。それが、春木屋というブランドの核だったはずです。 では、今回の変化は何なのか?僕のように、長年食べてきたファンはこう感じるでしょう。「これは、あの春木屋じゃない」と。食べ手は、驚くほど敏感です。 ブランドを引き継ぐということ...

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