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ラーメンソライノイロ創業者
飲食店コンサルタント
宮崎 千尋

こんにちは。
株式会社ソラノイロ宮崎千尋です。
僕は高校時代からラーメンの食べ歩きを始め、一風堂・五行での修行を11年行い、2011年に麹町でラーメン店「ソラノイロ」を開業しました。
そして、創業時から『ラーメン』『ベジソバ』『季節の限定麺』を提供。今まで200種類以上のラーメンを作り出し、ミシュランをはじめ数々の賞を頂くことができました。
僕の会社、株式会社ソラノイロは、企業理念として『変わらないために変わり続けること』を掲げており、お客様に変わらず支持され続けるには変化し続けることが必要だと考えています。
今までの常識が通用しなくなる今、「僕が今までラーメン業界で見てきたこと、経験したことを恩返しすることがもっとできないか、業界のために何か出来ないか」と考え、飲食店のコンサルティングやプロデュース業、商品開発を行っております。
まだまだ実績は、多くはございませんが、マーケットや立地に合わせてお客様の求めるもの・お困りごとに徹底してお応え出来るように取り組んで参ります。
どうぞよろしくお願いします。
株式会社ソラノイロ
代表取締役社長 宮崎千尋
代表ブログ 最新記事
ラーメン店がSNSをやるということ
最近、ラーメン店がSNSやYouTubeで発信することについて考える機会が増えました。ここ数年で、空気はかなり変わったように思います。 炎上、バズ狙い、挑発的な発言。 他店を批判したり、袋麺やインスタント麺をディスる。 あえて強い言葉を使って注目を集める発信も目立つようになってきました。一部のラーメン好きにとっては、それもエンタメとして成立している部分があるのかもしれません。店主同士のやり取りや、ちょっと過激な発言を楽しむような文化ですね。 コンテンツとしては面白いのかもしれない。メーカーや同業者へのリスペクトはあるのか、それが業界のためになっているのか。 あとは、お客さんのマナー問題もありますね。 代表待ち、路上駐車、喫煙トラブル。 現場で直面すると、どうしても一言言いたくなる。でも、それをSNSで強く発信することが本当に最善なのか。感情的にぶつけてしまっていないか。 もちろん、全員が高尚であれという話ではありません。ただ、外から見て「ラーメン業界って低俗じゃない?」と思われてしまうのは、やはり心外です。 結局、SNSは「どう使うか」が問われる
宮崎千尋
4月25日読了時間: 3分
個人ラーメン店が生き残るメニュー戦略とは
先月、こんなテーマで個人店のサバイバルを経営環境の面から考えてみました。 個人ラーメン店は、これからどう生き残るのか そこで今回は、メニューという視点からあらためて考えてみたいと思います。経営環境だけでなく、現場での打ち手として何ができるのか。そう考えていくと、個人店が生き残るためのパターンは、ある程度見えてきます。 まず一つは、流行のメニューに取り組むこと。 二郎系、家系、ちゃん系、鶏水系。いま売れているものをベンチマークし、そこに投資していく。これは理にかなっていますし、スマッシュヒットも出しやすい。 ただし、ここには大きな落とし穴があります。 例えば「ちゃん系」です。あの価格で成立しているのは、オペレーション設計と規模があるからです。 広さや人員配置、FLコストのバランス。フードコストをかけてレイバーを抑える、あるいはその逆。そこまで設計して初めて、あの価格が可能になる。 個人店が同じことをやろうとすると、なかなか厳しいのが現実です。 いまは原価が上がり続けている一方で、人を多く使うモデルも難しくなっています。店主と家族、あるいは少人数のス
宮崎千尋
3月31日読了時間: 3分
現代ラーメンの源流を、いまもう一度考える──春木屋というブランドをめぐって
最近、春木屋の恵比寿店を訪れました。そのとき、自分が以前に書いたnoteのことを思い返したんです。 現代ラーメンの源流の一つ、「春木屋」を考える 「春木屋は、僕のラーメン人生の原点とも言える店なのです」 僕は、そう書いています。 あれから7年が経ちましたが、その思いは今も変わっていません。 春木屋の本質はどこにあったのか? でも、恵比寿では、正直言って愕然としました。そのラーメンは、荻窪や吉祥寺の春木屋とは別物だった。東京駅にできたという店舗もまだ行けていませんが……足が向かないというのが正直なところです。 春木屋は、決して「昔の味を守り続ける店」ではありませんでした。昭和24年の創業以来、舌が肥えていくお客様に対して「味が落ちた」と思われないために、常に改良を重ねてきた。いわゆる「春木屋理論」です。 変わらない旨さのために、変わり続ける。それが、春木屋というブランドの核だったはずです。 では、今回の変化は何なのか?僕のように、長年食べてきたファンはこう感じるでしょう。「これは、あの春木屋じゃない」と。食べ手は、驚くほど敏感です。 ブランドを引き
宮崎千尋
3月16日読了時間: 3分


“うまい”をつなぐ、その先へ──コンサルはレシピを“売るだけ”なのか?
以前のnoteで、現場とメーカーをつなぐコンサルティングについて書いたことがあります。 僕は、一次情報を持つ現場の人間として、両者のあいだに立ち、橋渡しをする。それが自分の役割だと考えてきました。 「“うまい”をつなぐコンサル─ラーメン業界、現場とメーカーのあいだで」 実際、これまでラーメン店を一度もやったことのない方とゼロから店舗を立ち上げたり、既存店の麺メニュー導入や商品開発の支援を行ったり、メーカーやキャラクターとのコラボ、地方創生案件まで幅広く関わってきました。1999年からラーメン業界に身を置き、27年――5000軒以上を食べ歩き、200種類以上のラーメンを作ってきたのです。そこで、業界の変化を、現場で見てきました。そのなかで、最近あらためて考えさせられる出来事がありました。 コンサルや商品プロデュースの案件が、想定よりも早い段階で終了するケースが続いたのです。 理由はシンプルでした。ノウハウを吸収できたから、というものです。 レシピを手に入れた。SNSの動かし方を理解した。だったら、あとは自分たちで回せる。 その発想自体を否定するつも
宮崎千尋
3月9日読了時間: 3分


個人ラーメン店は、これからどう生き残るのか
昨年の忘年会で、個人店のラーメン屋が集まったときのことです。「今年は客数が10%落ちた」「20%落ちた」──そんな話が、本当に多く聞かれました。 理由はいくらでも挙げられます。原材料の高騰、人件費の上昇、円安。ただ、それ以上に僕が感じているのは、個人ラーメン店のビジネスモデルそのものが転換期に来ているのではないか? ということなのです。 個人ラーメン店を苦しめる、いまの経営環境 まず前提として、ラーメン屋のオペレーションは、労力が重い。開店前からスープの仕込みが始まり、数時間にわたって火を入れ続ける必要があります。その間は人員が付ききりにならざるを得ませんし、ガス代などのエネルギーコストも常に発生するわけです。 それだけの工程と負荷をかけて、最終的に提供されるのが、一杯のラーメンということなんです。昨今、いろんな議論がありますが、1000円というボーダーラインを考えても、ビジネスとしては厳しいところでしょう。構造自体が、すでに限界に近づいているのではないでしょうか。 しかも、「常連さんがいるから大丈夫」という時代でもなくなってきました。テレワーク
宮崎千尋
2月13日読了時間: 3分


インフレ時代に、ソラノイロがあえて「値下げ」を選んだ理由
正直に言えば、いまラーメン屋を取り巻く環境は、かなり厳しい。 米も小麦も肉も野菜も、人件費も上がり続けている。一方で、ラーメンの価格は簡単には上げられない。1000円を超えた瞬間に客数が落ちる──この感覚は、多くの店が共有している現実だと思います。 この状況そのものは、前回のnoteでも書いた通りです。今回は、「その中で、ソラノイロがどう判断し、手を打っているか」を書いていこうと思います。 値上げだけが、唯一の答えなのか 朝早くからスープを炊き、何時間も火の前に立ち、手間も原価もかかる。それでも最終的には「1000円以下で提供される料理」になる。この構造に、報われなさを感じる瞬間があるのも事実です。 では、原価が上がったから値上げする――それが唯一の正解なのか? そう考え続ける中で、あらためて強さを感じたのが、坂内やサイゼリヤ、そして博多ラーメンの文化でした。 安い。 ボリュームがある。 選択肢があって、満足度が高い。 ソラノイロのオフィスがある京橋には、『喜多方ラーメン 坂内』京橋店があります。昼時になると当たり前のように行列ができる。いつも、
宮崎千尋
2月2日読了時間: 2分


M&Aの活発化と、ラーメン屋の出口戦略について思うこと
前回のnoteでは、ソラノイロがM&Aという選択をしてから1年が経ち、実際にどう変わったのか、その所感を書きました。書きながらあらためて感じたのは、これは決して限定された話題ではない、ということです。最近、ラーメン業界全体でも、M&Aの話を聞く機会が明らかに増えています。 老舗ブランドがファンドに売却されたり、人気店が大手グループに加わったり。そうしたニュースを見るたびに、「ラーメン屋も、いよいよ出口戦略を真剣に考えるフェーズに入ったな」と感じます。 というのも、正直に言って、いまラーメン屋を続けるのは相当きつい……。 コストは上がっても価格は上げられない現実 米も、小麦も、肉も、野菜の価格は上昇の一途。人件費もエネルギーコストも上がっている。それでも、ラーメンの売価は簡単には上げられない。 値上げができているのは、本当に一握りの店だけです。素材や出汁の文脈を理解して食べている層が、食べ手全体の何%いるのかは、正直わかりません。淡麗系や繊細なラーメンはメディアや評論家に評価されやすい一方で、人気YouTuberのチャンネルを見ていても、二郎系や家
宮崎千尋
1月25日読了時間: 3分


デジタル化が飲食店を弱くする?銀座本店で感じた違和感
2025年10月、そらのいろ銀座本店の移転オープンにあたって、本格的に「QRコード注文」を導入しました。お客さまがスマホで読み取り、オーダーし、会計もセルフで完結するスタイルです。 正直に言えば、店側にとってのメリットは大きい。オーダーの取り違いは減るし、人手も抑えられる。キャッシュレス決済とも相性がいい。いまの飲食業界の流れを考えれば、自然な選択だったと思います。 ただ、実際に運用してみると、ひとつ大きな違和感を覚えました。便利になったはずなのに、店全体を俯瞰すると、どこか噛み合っていない感覚を覚える瞬間があったんです。 便利さが、接客を止めてしまうとき 少し前に、ある店に行ったときのことです。その店でも、注文はQRコードを読み込むスタイルでした。 入店時に「当店は90分制です」と説明され、「あとのご注文はQRでどうぞ」と案内される。それ以降、店員さんとの会話はほぼありませんでした。 初めて入る店なのに…… 今日は何がおすすめなのか。 今日の肉はどれが一番いいのか。 この店らしい一皿は何なのか。 そういった情報が、まったくありません。もちろん、
宮崎千尋
1月14日読了時間: 3分


M&Aから1年──ソラノイロは、どう変わったのか
2024年7月、ソラノイロはOICグループに参画しました。M&Aという選択については、その時点で一度noteにも書いていますが、参画から1年が経ったいま、2026年の始まりにあたって、どう感じているのかを整理してみたいと思います。 結論から言えば――「やってよかった」と感じる場面のほうが、圧倒的に多い。それが、率直な実感です。 従業員環境の改善という、明確な成果 いちばん大きな変化は、従業員の待遇・働く環境に関するものです。もともと労働時間の管理などの働き方については、かなり考えてきたつもりでした。それでも、グループに入ったことで、さらに一段階上の水準に引き上げられたと感じています。 ・全体的な給与ベースの底上げ ・休暇や制度面の整理・長期的に働ける前提づくり これは、単独経営では正直、スピード感を持って実現するのが難しかった部分です。大きな資本と組んだからこそ、迷いなく踏み込めた。ここはM&Aの明確なメリットでした。 グループ参画によって得られた原価競争力 次に感じているのが、仕入れ面での強さです。OICグループは、グループで鶏舎を持っています
宮崎千尋
2026年1月1日読了時間: 3分


ラーメンアワードは、いま誰のためにあるのか
最近、いわゆる「ラーメン本」やラーメンアワードについて、考えさせられる出来事がありました。 ある新人賞で上位を獲得したお店が、Xでこんな投稿をしていたんです。「新人賞で上位をいただいたのに、ノーゲストです」賞を取った本人が、率直な疑問としてそう書いていた。その投稿が妙に頭に残りました。 そして、その翌日。別の新人賞を受賞したお店が気になっていたので、足を運んでみたんです。受賞直後だから、注目を集めているはず。僕はオープン30分前に店に到着して、並ぶ覚悟で待っていました。ところが、開店5分前になっても、並んでいたのは自分を含めて数人だけ。店内に滞在したあいだに来店したお客さんも数人ほどでした。 正直、「あれ?」と思いました。賞の影響力って、こんなものだっただろうか、と。もちろん、曜日や時間帯、そして立地など要因はいくらでも考えられます。 でも、それ以上に感じたのは、「ラーメンを食べに行くときに、参考にされるメディアが変わってきているのではないか」という違和感でした。 ラーメンを選ぶ基準は、もう変わっている いま、多くの人はラーメン本よりも、YouT
宮崎千尋
2025年12月29日読了時間: 4分
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